#CSS

scrollbar-gutter CSS プロパティでスクロールバーの切り替わりによる画面のガタツキを解消する

子要素が親要素のボックスからはみ出した時、overflow プロパティの値が auto または scroll の場合にスクロールバーが表示されます。スクロールバーがクラシックスクロールバーの場合、スクロールバーの表示・非表示によりボックスの幅が変わるため、画面がガタつくことがあります。scrollbar-gutter プロパティを使うとスクロールバー用のスペースをあらかじめ確保でき、画面のガタツキを解消できます。

CSS トランジションの開始時のスタイルを定義する `@starting-style` ルール

`@starting-style` ルールは、CSS トランジションの開始時のスタイルを定義するためのアットルールです。CSS トランジションの既定のルールでは前回のスタイル変更イベントでレンダリングされていなかった要素では、アニメーションが適用されない、`display: none` から他の値に変更した場合にアニメーションが適用されないといった問題があります。`@starting-style` ルールを使用することでこれらの問題を解決できます。

CSS のカスケードレイヤー `@layer` を使ってスタイルを階層化して管理する

CSS の `@layer` ルールは、カスケードレイヤーを宣言するために使用されます。カスケードレイヤーとは、スタイルの優先度をレイヤー(階層)に分けて管理する仕組みです。`@layer` ルールを使用することでスタイルの記述順や詳細度に関係なくスタイルを宣言できるため、新しい形式の CSS 設計を実現することができます。

スタイルの適用範囲を限定する CSS の `@scope` ルール

`@scope` アットルールは特定のセレクタの範囲に限定したスタイルを適用するためのルールです。`@scope` のルールセットに 1 つの CSS セレクタを指定すると、そのセレクタがスコープのルートとなります。`@scope` ルール内のスタイルはそのセレクタの範囲内でのみ適用されます。

スタイルをカスタマイズ可能な新しい `<select>` 要素

従来の `<select>` 要素は CSS を利用したスタイルを適用することができないため、多くの開発者にとって課題となっていました。この問題を解決するために新しい既存の `<select>` 要素をカスタマイズする手段が提案されました。この疑似要素を利用することで、開発者は `<select>` 要素のスタイルをカスタマイズをオプトインできるようになります。

CSS の `@property` ルールでカスタムプロパティを定義する

CSS の @property ルールを使うことで、CSS のカスタムプロパティを定義できます。カスタムプロパティを定義することでプロパティの構文チェック、デフォルト値の設定、プロパティが値を継承するかどうかの設定などが可能になります。カスタムプロパティに誤った値が代入されることを防いだり、グラデーションのアニメーションなど、従来は実装が難しかった機能をサポートすることができます。