#HTML

矢印キーによるフォーカス移動を宣言的に実装する `focusgroup` 属性

`focusgroup` 属性は、ツールバーやタブリストなどの複合ウィジェットにおける矢印キーのフォーカス移動を宣言的に実装する HTML 属性です。従来必要だった roving tabindex の JavaScript をブラウザに任せ、単一の Tab ストップ、折り返し、最後にフォーカスした項目の記憶などを提供します。この記事では Chrome 150 で利用可能になった `focusgroup` 属性の使い方を紹介します。

HTML の仕様に search 要素が追加された

HTML Standardに新しい`<search>`要素が追加された。これまで、ARIAには`<search>`に相当するHTML要素がなかったため、`<div role="search">`しか代替要素がなかった。新たに`<search>`要素を使用することにより、WAI-ARIA を使用せずともsearchランドマークを定義できるようになった。通常、`<search>`要素は少なくとも1つの入力要素を含んでおり、検索を開始するためのボタンもあることが期待されている。

ユーザーにヒントを表示するための `popover=hint` 属性

ポップオーバー API は 2024 年の Baseline に組み込まれており、主要なブラウザでサポートされています。Chrome Beta 133 では 3 番目の値として `hint` が追加されました。`popover=hint` はユーザーに対してヒントを表示する「ツールチップ」として動作します。この記事では `popover=hint` 属性について詳しく見ていきます。

HTML 標準でコンボボックスを実現する `<combobox>` 要素の提案

コンボボックスとは、テキストボックスとドロップダウンリストを組み合わせた UI コンポーネントです。コンボボックスはユーザーがテキストボックスに入力した文字列に基づいて、ドロップダウンリストのアイテムをフィルタリングできます。`<combobox>` 要素は、HTML の標準でコンボボックスを実現することを目的としています。

focusgroup で矢印キーによるフォーカスナビゲーションを実装する

カスタム UI ウィジェットを実装する際には、ウィジェットのロールに応じたキーボード操作によるフォーカスナビゲーションを実装することが求められています。従来このようなキーボード操作は JavaScript を用いて実装する必要がありました。`focusgroup` の提案は、このようなキーボード操作を独立して使用できるプリミティブとして提案されています。この機能を利用することで、開発者は JavaScript を用いることなく一貫したフォーカスナビゲーションを実装できます。

Scoped Custom Element Registries でカスタム要素の名前衝突を防ぐ

Web Components を利用してアプリケーションを構築する際に、異なるコンポーネントライブラリが同じ名前のカスタム要素を定義していると、名前の衝突が発生します。Scoped Custom Element Registries を使用すると、同じページの異なるスコープで同名のカスタム要素に別々の実装を登録できます。この記事では Scoped Custom Element Registries について紹介します

`aria-actions` 属性で要素に関連する操作を支援技術へ伝える

`aria-actions` 属性は、ある要素に対して実行できる操作を提供する別のインタラクティブ要素を関連付けるための WAI-ARIA のプロパティです。この記事では、メール一覧の各項目と「既読にする」「スターを付ける」「削除する」ボタンを関連付ける例を使い、`aria-actions` が解決する問題と使い方を紹介します。

ストリーミングされるチャット UI の回答をスクリーンリーダーに伝える手法の調査

生成 AI のチャット UI では、回答が少しずつ画面に表示されます。このような更新をそのままライブリージョンに入れると、スクリーンリーダーが生成途中の回答を細切れに読み上げることがあります。ChatGPT と Claude、チャット UI ライブラリの実装を調査し、回答本文と状態通知を分離したサンプルを実装します。