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週に1回 Web 開発に関する記事をお届けします。フロントエンドに関する分野の記事が中心です。

最新記事

CSS で条件分岐を行う `@when/@else` ルール

`@when/@else` アットルールは条件付きスタイルをまとめて記述するためのルールです。`@media` や `@support` の条件を `@when` にわたすことで、`true` の場合には `@when` ブロック内のスタイルが、`false` の場合には `@else` ブロック内のスタイルが適用されます。このルールを使うことでより簡潔なコードを書くことができます。

SVG アイコンの表示に mask-image CSS プロパティを使用する

mask-image プロパティは CSS でマスキングを行うためのプロパティであり、SVG アイコンを表示する際に有用です。mask-image プロパティを使用することで、外部の SVG ファイルを読み込みつつ、アイコンの色を CSS で指定することが可能になります。

Chrome の 組み込み AI Gemini Nano を試してみる

Chrome 126 から Gemini Nano という AI がデスクトップクライアントに組み込まれる予定です。Gemini Nano は Google の AI モデルの中で最も小さいモデルです。デスクトップクライアントに直接組み込まれることで、ユーザーの手元の環境で AI を利用できることが特徴です。開発者は JavaScript から Chrome に組み込まれた Gemini Nano にアクセスして生成 AI の機能を実装することができます。

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登壇資料

  1. Svelte Japan Online Meetup #3

    よりシンプルになる Svelte の世界

    Svelte は記述量が少なくシンプルなコードで書けることが特徴の 1 つでした。しかし、アプリケーションの規模が大きくなるにつれて学習コストや認知負荷が増加していくという課題が浮上してきました。Svelte v5 で導入される Rune は今までの Svelte のコンセプトを覆し、よりシンプルになることを目指しています。このトークでは Svelte v5 の新機能を通じて Svelte の書き方がどのように変わるのかについて話します。

  2. アプリケーション開発エンジニア勉強会〜各社の取り組みや課題から学ぶ会〜

    React フレームワークの 動向と選定基準

    まずはじめ React に焦点を置き、昨今のフロントエンドでどのようなフレームワークが選択肢にあげられるのかについて紹介します。続いて、技術選定を行う際に、どのようなことを考えるべきかについて話します。最後にこれまで話した点を踏まえて、私が実際に技術選定を行った際にどのような選択をしたのか実践的な内容について触れたいと思います。

  3. OpenTelemetry Casual Talk - コンセプトのおさらいと実践入門!

    OpenTelemetry のサービスという概念について

    OpenTelemetry には Semantic Conventions と呼ばれる規約で service という属性が定義されています。service はメトリックが計装されたアプリケーションの名前やバージョンを表します。特に、service.name と呼ばれる属性の重要性について話します。

  4. JSConf JP 2023

    JavaScript なしで動作するモダンなコードの書き方

    Next.js、Remix、SvelteKit といった近年のフレームワークは、JavaScript がなくても動作することを一つの価値として提供しています。例えばSvelteKit のフォームではプログレッシブエンハンスメントとして、JavaScript が利用できる環境ではリッチなユーザー体験を提供しつつ、JavaScript が使えない環境においては HTML のフォームとして振る舞うことでアプリケーションの機能を変わらず提供できます。 React Server Component はサーバー側で HTML に変換されるため、クライアントに JavaScript のコードが配信されることはありません。React Server Component では useState() を使用できないといった制約がありますので、我々開発者は React Server Component の利点を十分に発揮するために、JavaScript を用いた状態管理を行う範囲を狭めることが求められています。このトークでは、CSS の :has() セレクターや、Popover API といった、従来は JavaScript を用いなければ提供できなかった機能を代替する方法を紹介します。

  5. Hatena Engineer Seminar #25「アクセシビリティ編」

    Mackerel のアクセシビリティ改善事例

    アクセシビリティの改善が正しい行いであることがわかっていたとしても、はじめからチームのタスクとして進めていくことはなかなか難しいでしょう。なぜなら、プロジェクトには他にも新規機能の開発などやるべきことがたくさんあり、優先度がつけられて入念に計画されているはずだからです。この発表では、azukiazusa が Mackerel チームにおいて具体的にどのような手法でアクセシビリティの改善を進めていったかについて話します。